2014.11.27 三校連絡会
- 公開日
- 2014/11/27
- 更新日
- 2014/11/27
校長室から
多くの中学校区では、中学校とその校区の小学校の校長、教頭、教務主任らが、学期に一回程度集まって、諸課題について検討する「連絡会」というものを設けています。
本校の場合、北部中学校と、草井小学校、本校の3校で構成されるため「北部中学校区三校連絡会」と言います。(※厳密には、門弟山小学校からも北部中学校に入学する児童はいますが、その数が少ないため、門弟山小学校は、古知野中学校との連絡会に参加しています。)
今日の午前中には、その「三校連絡会」が北部中学校で行われました。
協議事項の主な内容は、「平成27年度の学校行事等の確認・調整」や、「小中連携における取組」などについてです。
特に、「学校行事等の確認・調整」は、保護者の負担が少なくなるよう、保護者会の期間を同日程になるよう調整したり、逆に、授業参観や大きな行事などが、小・中で同じ日程にならないよう調整したりします。また、宿泊を伴う行事と、小・中のその他の行事の連続性なども確認します。なお、本校は直接関係ないですが、中学校区によっては、全ての小中学校で「資源回収」などを実施していると、「順番が前か後か」「間隔がどれだけ開いているか」で収益金が変わってくるため、慎重に検討することもあります。
また、今日は、「小中連携」について、少し細かな内容について協議をしました。夏には、三校合同の研修会も行いました(参照:北部中学校区三校合同現職教育)。「そろえられるところは、そろえよう」という共通理解のもと、各学校の授業のルール(課題の提示の仕方、発表の仕方・聴き方、発言のつなぎ方など)について確認をしました。これは、9年間の連続性を意識して子ども達を育むという考えで、子ども達が学びやすい環境づくりをしていこうというものです。
今後、次年度に向け、教務主任や係の教員らによる検討会や、学校間の授業見学などを進めながら、北部中学校区全域で、校区の児童・生徒を育めるような「スタンダード」になるものを作っていきます。
現在、この地域では、宮田中学校区でそのような実践が行われていますが、宮田中地区に追いつける(追い越す?)よう、研究・実践を進めていきます。