2015.1.25 アンツがフェアプレー賞を受賞したわけ
- 公開日
- 2015/01/25
- 更新日
- 2015/01/25
校長室から
「江南市新春サッカー大会」で、アンツ(A1ブロックの部)が「フェアプレー賞」を受賞したのは、朝礼の表彰伝達でも紹介したところですが、その裏側について、ここでお伝えしたいと思います。
この「フェアプレー賞」は、参加チーム各学年の中からそれぞれ1チームが表彰されます。受賞した6年生は、A1ブロックというカテゴリー(各スポ少の6年生を中心とした選抜メンバー)の第1試合を対象に、「選手」「応援する母集団」「コーチ」を対象に、総合的に評価されたものです。
選手がのびのびとプレーしていて、そのプレーはもちろんフェアだったのですが、チームは残念ながら2回戦で敗れてしまいました。しかし、その前の1回戦の子ども達の行動が他の団の指導者からよい評価をもらっていたのです。
朝一番の第一試合の1回戦のアンツは、保護者が選手を会場に送り届けると、そのまま何人かの保護者は帰宅しました。会場には、もちろん指導者がいましたが、誰に指示を受けるのでもなく、選手自ら、机やイスを用意したり、ブルーシートを敷いたりするなど、諸準備を「当たり前」のようにやり遂げます。そして誰に言われるのでもなく、会場の関係者にあいさつをきちんとするなど、その雰囲気が、実にさわやかな振る舞いだったようです。よって、そんな姿が受賞につながったようです。
学校で言われている「ABCを大切に」する姿勢が、保護者や指導者がいなくてもできていたのです。
上記の様子と共に「大会は、入賞を果たせませんでしたが、嬉しいことでした」との言葉を保護者の方からいただいたので、ここに紹介します。
6年生の皆さんは、実力のみならず、プレー以外でも力をつけていたようで嬉しく思います。5年生以下の皆さんも、そんな先輩達に続くといいですね。