学校日記

2015.2.9 「挨拶」ひとつで人生が変わる!

公開日
2015/02/09
更新日
2015/02/09

校長室から

読もうと思いながらも、購入が遅くなってしまった「No.1トヨタのおもてなし レクサス星ヶ丘の奇跡」(志賀内泰弘著 PHP発行)を購入し、週末、読了しました。

自分にそんな財力はないので無理ですが(笑)、読了後は「レクサス星ヶ丘店で車を買いたい!」と思ったものです。数々のエピソードは、読んでいる側も心が温かくなると同時に、私たちの世界に足りないものを感じさせるものでした。

第一章にある「『お辞儀』ひとつでファンになる、『挨拶』ひとつで人生が変わる!」は、警備員の方のエピソードを綴ったものですが、ただただ感心させられるものでした。
暑い日も寒い日も、年中入り口に立つ警備員ですが、その仕事の姿勢から、顧客を増やしていきます。
1,000人のお客様の名前と車を覚え、自店で購入されたレクサスでなくても、店舗前を通る全てのレクサスの車にお辞儀をする。その数も1,000台…。
そんな対応は、お辞儀に対してお礼の手紙が届いたり、真夏にメロンのプレゼントをいただいたり、クレームのピンチを救ったりするのです。
見返りを求めているものではないのに、結果的に高評価をいただき、店舗のイメージを変えるだけでなく、売り上げにも貢献しているというのです。なかなかできることではありません。

しかし、このことは本校が取り組んでいる「ABCを大切に」にもつながるものだと思います。見返りがあるわけではありません。しかし当たり前のことを愚直に続けることで身に付くことがあると思います。中でも「挨拶」「返事」「お辞儀」といった「ABC」は、まさに、警備員の振る舞いにつながるものでしょう。
「『挨拶』ひとつで人生が変わる!」かもしれません。大切にしたい部分です。
これからも、力を入れて指導していきたい部分であることを再確認しました。