2015.2.24 愛される学校づくりフォーラム2015in大阪
- 公開日
- 2015/02/24
- 更新日
- 2015/02/24
校長室から
21日(土)に、「愛される学校づくり研究会」が主催するフォーラムが大阪で行われ、本校からは私を含め、5名が参加しました。身銭を削って大阪まで勉強をしに行く本校職員の姿勢をうれしく思いました。
この日は、当日、本HPにて、「中継」と題して、簡単な様子をお伝えしましたが、改めて、ここにお伝えしたいと思います。
午前の部は、「愛される学校のつくり方」と題し、5校の校長先生(元校長を含む)から、提案がありました。特に、ホームページを柱とした提案が2つありましたが、本校の実践とほぼ同じで、本校のホームページの活用法に間違いがないことを確信しました。
また、その他に参考になったのは、「従業員」である「職員」の満足度をあげる学校経営の方法や、授業を基盤とした学校づくりです。
前者は、トップダウンではなく、ボトムアップによる学校改革で、学校が徐々にいい雰囲気になりつつあるのが伝わってきました。
また、後者は、「授業がよく分かる」ことが、「子どもが学校を好きになる」と定義し、授業改善の一端を紹介していただきました。既に本校が心がけていることも触れられており、ここでも、それらの実践に間違いがないことを確信しました。
午後の部は、私たちが授業改善を行う際に「授業研究」というものを行いますが、その授業研究の方法について提案がありました。二つの模擬授業をベースに、「3+1の活用」と「ICTの活用」という方法で授業研究を行うと、どのようなメリットがあるか提案がありました。
「3つのいいところ+1つの改善点の提案」という「3+1の活用」は、授業者も、参観者も勉強になる、メリットの多い手法であることが分かりました。
また、iPhoneとiPadを活用した「ICTの活用」という方法は、斬新なものでした。授業を見ながら、専用アプリを起動したiPhoneの画面にある「いいね」か「疑問」ボタンを直感的に押すだけで、1時間の授業を終えると、参観者の反応が1分刻みにグラフ化され、気になる箇所をすぐにiPadで動画を再生できるというものです。協議が焦点化でき、その瞬間を瞬時に確認できるのはICT機器ならでは、です。
この日は、「愛される学校」にするための手立てとなるヒントをたくさん得ることができました。今後の学校づくりに生かしていきたいと考えています。