2015.3.17 サッカーの憂鬱
- 公開日
- 2015/03/17
- 更新日
- 2015/03/17
校長室から
たまにこのカテゴリで紹介している「おすすめ漫画」。今日もその一つを紹介したいと思います。
昨日の授業で、資料の中に「サッカーの憂鬱 〜裏方イレブン〜」(作者:能田達規さん)という漫画を紹介する部分がありました。
これは、いわゆる「キャプテン翼」や「イナズマイレブン」のような、「サッカー漫画」とは異なり、サッカーにまつわる裏方たちの仕事や苦労、喜びなどに視点をあてたものです。
その「裏方」となる、登場する職種は、審判、クラブ広報、用具係、アナウンサー、第3ゴールキーパー、カメラマン、通訳、ユースコーチ、チームドクター、クラブ社長、スタジアムの芝の管理人、代表料理人、代理人、ライター、クラブ営業マン、サポーター、フィジカルコーチ、なでしこ・・・と、大変幅広い構成になっています。基本的には一話完結になっているため、ストーリーも明快で、読みやすい構成になっています。
昨日の授業では、「サッカーが好きで、サッカーにかかわる仕事に就いた人がいる」という旨の「就職観」について話をしたときに、「『サッカーの憂鬱』という漫画に、そんな職種を紹介しているよ」と伝えたものです。もちろん(?)知っている児童は誰もいませんでした(笑)。
現在2巻まで発売されています。掲載されている親雑誌が、現在休刊中のため、続きがあるかどうかは未定ですが、個人的には、ぜひ他の「裏方」も見てみたい気持ちです。
「世の中には、様々な仕事があるんだ」ということを子ども達に伝えるのに役立つ一冊です。
「サッカーの憂鬱」。家族で読める漫画として、おすすめです。