2015.4.15 ICT機器の活用
- 公開日
- 2015/04/15
- 更新日
- 2015/04/15
校長室から
昨年度から、本校では、ICT機器の活用促進と計画的整備を図っています(※ICT…Information and Communication Technology「情報通信技術」の略)。
今週から、授業が本格的に始まりましたが、早速、それらの機器を使用した授業が見られます。
ICT機器には、いくつも種類があります。情報を出力するための「大型ディスプレイ」「プロジェクタ」や、入力するための「書画カメラ(実物投影機)」「デジタルカメラ」「ビデオカメラ」、両方の役目を果たす「パソコン」「タブレットPC」「映像遅延表示装置」などです。
人は、情報を「視覚から8割・聴覚で2割」を得る、とも言われます。そんなことからも、現段階では、授業をより理解しやすいようにするためのツールとして、これらの機器を活用するのです。
しかし、最終的な目標は、「課題解決に向けた主体的・協同的・探求的な学びの実現をするための活用」を目指すところにあり、国としても、そのための環境の整備を進めようとしているところです。
ところが、いきなり「児童が一人一台のタブレットPCを持って、お互い情報をやりとりしながら授業を…」と言っても、無理があります。まずは、それらの機器に慣れるようするために、「可視化のための活用」から始まり、徐々に、活用の幅を広げていこうとしているところです。
「能動的な学び」を意味する「アクティブ・ラーニング」という言葉をよく耳にするようになってきましたが、そんな思考を活性化させるためにも、ICT機器の活用は、有効な方法です。
古北っ子の学ぶ意欲や学力を向上するためにも、昨年度以上に、積極的に活用を図っていきたいと考えています。
「アクティブ・ラーニング」については、改めて、ここで触れたいと思います。