学校日記

2015.4.16 サーキット・トレーニング

公開日
2015/04/16
更新日
2015/04/16

校長室から

本校では、今年度より、「サーキット・トレーニング」を体育の授業の開始5分間を使って、毎回実施することにしました。

目的は、「子どもに腕力、脚力、敏捷性などの筋肉や体力を身に付けさせると共に、運動に継続して取り組める持久力をつける」ものです。

決して、本校の体力が劣っているわけではありません。個人内で、さらに力をつけるための取組です。

トレーニングは「運動場バーション」「体育館バージョン」を設定し、どこで体育の授業を行ってもできるようにしました。運動場や体育館をぐるりと場所を移動しながら、器具や遊具なども用いて取り組みます。器具から器具の間は、もちろん「ダッシュ」で移動です。

以下に、「高学年コース運動場バーション」を紹介します。

1 体慣らし:屈伸、伸脚、アキレス腱伸ばし、手首足首、回旋、腕立て10回
2 腕支持感覚:馬跳び10回
3 リズム:ラダー
4 腕力:古北山はしご登り、登り棒下り、ジャングルジム
5 腕力:雲梯
6 敏捷性:反復横跳び20回
7 筋力:鉄棒腕立て10回

となっています。
体育の授業時数は、週3時間で35週が目安となっており、合計すると105時間になります(※5・6年生のみ年間90時間)。

たかが5分間ですが、105回も繰り返せば、かなりの運動量になり、負荷を与えられます。さらに、これを1年生から6年間続けることで、それぞれの力が大きく向上することでしょう。

市内の小学校でも、この取組で年々確実に体力向上を果たした小学校があります。本校も地道に継続していきたいと考えています。