2015.5.13 学校に児童用新聞
- 公開日
- 2015/05/13
- 更新日
- 2015/05/13
校長室から
現在、学校には「児童用新聞」として、一般紙が1部学校に届いています(1部だけですが…)。
これは、市が予算計上しているもので、市内15小中学校全ての学校で、同様に毎日届いています。現在、児童が読めるようにと、毎日、図書館においてあります(写真右下)。
ちなみに、購読する新聞は、どの新聞社のものでもいいことになっています。但し、「子どもウィークリー」のようなものではなく、一般紙を購読するきまりになっています。
あえて社名を載せますが、他校の話をうかがうと、地元紙である「中日新聞」を購読している学校が多いようです。しかし、本校では、「朝日新聞」を購読しています。これは、「中日新聞」を購読している家庭が多いため、他紙と「紙面構成」「掲載記事」「記述内容」などを比べてもらうという目的で、あえて他紙を購読しています。
本日の掲載記事も、一面を中日新聞と比較していると、大きな記事のポジションが逆転していることに気づきます。日によっては、全く異なる紙面構成や記事となっていることもあり、興味深いところがあります。
とは言え、小学生には、なかなか新聞を読む習慣が身に付いていないため、せっかく図書館にあってもほとんど読まれていないのが現状です。一部に読む習慣がみにつきつつある高学年は、休み時間に運動場へ外遊びに行ってしまうため、やはり読む機会がありません。
考えてみれば、休み時間に新聞を広げ「ほぉー」とか言いながら、熟読している小学生を想像すると、なんだかおかしな感じもしますが・・・(笑)。
現在、5・6年生では、「時事問題に関心をもつ」「読解力の向上」「語彙力の向上」などを目的に、新聞記事を使ったワークシート学習を毎週取り組んでいますが、そんなところからも新聞に対する興味関心を高めてもらえればと考えています。
また、ぜひ、ご家庭でも、新聞を読むきっかけづくりをしていただき、今後、「どれどれ、図書館の新聞でも読んでやるか」(※ワンランク上は「読み比べてやるか」)という児童が増えてくれることを期待しています(笑)。