学校日記

2015.8.7 全国高校野球選手権大会

公開日
2015/08/07
更新日
2015/08/07

校長室から

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大会は「第97回」ですが、1915年に前身の全国中等学校優勝野球大会が始まって以来、100周年を迎えた高校野球。記念大会ということで、始球式には王貞治氏が登場し、開催に華を添えました。
なお、昨日は、愛知県代表の中京大中京高校が1回戦に出場し、岐阜県代表の岐阜城北高校と対戦すると、見事勝利。全国大会の最多勝利記録を更新しました。

また、第87回選抜高等学校野球大会が開催されたときもHPの記事にしましたが(参照2015.3.22 選手宣誓)、毎大会、興味深く、胸を熱くしながら拝聴するのが「選手宣誓」です。特に、今大会では、京都府代表の鳥羽高校主将が宣誓をすることになりましたが、この鳥羽高校は、今から100年前、第1回大会で優勝を飾った京都二中の流れを汲む高校というのですから、運命的なものを感じずにはいられません。
以下にその宣誓文を掲載します。



宣誓
1915年8月、第1回全国中等学校優勝野球大会が始まりました
それから100年間 高校野球は日本の歴史とともに歩んできました
この100年 日本は激動と困難を乗り越えて今日の平和を成し遂げました
このような節目の年に
聖地甲子園で野球ができることを誇りに思い
そして支えていただいたすべての方々に感謝し 全力でプレーをします
次の100年を担うものとして
8月6日の意味を深く胸に刻み甲子園で躍動することを誓います

平成27年8月6日
選手代表 京都府立鳥羽高等学校 梅谷成悟


京都二中は、戦後初めて行われた大会にも出場し、見事準優勝に輝いています。
これは、個人的な想像ですが、そんな節目ごとに代表校として出場し、なおかつ結果を残してきた学校であるからこその宣誓文のように思いました。

特に県勢が勝ち残ると、目が離せないのが高校野球です。中京大中京高校には、頑張ってほしいところですが、一(いち)野球ファンとしては、ぜひ、どの高校も爽やかで、感動的なプレーを見せてほしいと思います。
暑さに負けず、頑張れ、高校球児!

(※写真は、スポーツ報知から引用しました)