2015.10.2 マナーの心 2
- 公開日
- 2015/10/02
- 更新日
- 2015/10/02
校長室から
昨日掲載した、「子とともに ゆう&ゆう10月号」の特集「見直そう、マナーの心」には、「温かかった!あなたのマナー」と題し、子どもや保護者に、周りの人のマナーによって心が温まった体験をきき、その例がいくつか掲載されているページがありました。
昨日に引き続き、ここにその内容を引用させていただきます。
【小学生編】
・朝、集合場所に行こうとしたときに、お年寄りの人が挨拶をしてくれた。
・朝、人とすれ違ったとき挨拶をしたら「元気だね」と言われた。
・疲れて電車に乗っていたら、席を譲ってくれた。
・学校のトイレで、自分が使っていないスリッパをそろえる人を見た。
【中学生編】
・人が多い場所で、友人がスマートフォンを操作するのをやめていた。
・車いすに乗った人が、荷物が多くて倒れそうになった時、ある人が荷物を持って、車椅子を押していた。
・修学旅行の旅館で、一般客が靴箱の前で靴をそろえていた。
・電車で、赤ちゃんを抱えた人におじいさんが席を譲って、二人とも笑顔になっていた。
・ゴミ捨て場のネットからはみ出したゴミを片付けていた。
【保護者編】
・友達と話していた中学生が、話しをとめて挨拶をしてくれた。
・ベビーカーで怪談があがれなくて困っていたら、運んでくれた。
・3、4人で歩いていた中学生が、子どもが通りやすいように「ごめんね」と言って、道をあけてくれた。
・電車の中で、学生が恥ずかしそうに声をかけながら、席を譲っていた。
・子どもたちが公園で、自分のものではないゴミを拾って持ち帰っていた。
周りのことを考えて行動している姿を見ると、感心すると同時に「自分はどうだろうか」と思わず、振り返らされます。
「マナーの根底にあるのは『他者を思いやる心』といえるでしょう。子どもたちにマナーを身につけさせることは、すなわち、他者を思いやる心を育てることになるのです」と記事では結ばれています。
そんな思いで、私たち大人は子どもたちを温かく育んでいきたいものです。