学校日記

2015.10.10 目の愛護デー

公開日
2015/10/10
更新日
2015/10/10

校長室から

今日は、10月10日ということで、「目の愛護デー」です。「目の健康」について考えたり、活動したりする日です。

そこで、一日の気になる目の使い方を振り返ってみると…。
朝起きるとリビングのテレビを見て、車に乗ればカーナビなどの液晶パネル、職場に着けばパソコンのディスプレイ。そして、タブレットPCにスマートフォン…。朝から夜までなんと、ディスプレイに触れる機会が多いことでしょう。

もともと視力が良かった私は、視力検査をすれば、いわゆる「2.0」。小中学生の頃は、指定されたラインより後方からも見えていたため、自称「2.3」と言っていたほどです(笑)。

しかし、働くようになり、コンピュータを使用するようになって、徐々に視力が衰えていったように思います。今では、免許証は「メガネなし」にはなっているものの、必ずメガネをかけて運転し、デスクワークでははずすものの、それ以外の生活はかけるようになっています。幸い、「老視」(いわゆる「老眼」)にはなっていませんが、視力に問題なく、視界が開けているということは、本当にありがたいことですね。

先の、「ディスプレイ漬け」は、多くの人が当てはまるようで、視力低下のみならず、最近では、「ドライアイ」の症状に悩まされる人が多いようです。眼球が乾きすぎると、キズがつきやすくなり、目の二次障害の恐れもあります。

そこで、調べてみると、パソコンを用いたデスクワークについて、労働衛生環境管理のためのガイドラインでは、「一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10分〜15分の作業休止時間を設け、かつ、一連続作業時間内において1回〜2回程度の小休止を設けること」を求めているとのこと。やはり、不可のかけ過ぎはよくないようです。

児童・生徒の視力も、年々、悪くなる傾向にあることが分かっています(参照:平成26年度学校保険統計調査確定値)。古北っ子には、なんとなくテレビを見たり、ゲームをしたりするのではなく、目を休ませることを適切に行い、視力低下やドライアイにならないような対応をしてほしいと思います。