2016.2.14 和のかたち
- 公開日
- 2016/02/14
- 更新日
- 2016/02/14
校長室から
今日は、小牧市にあるメナード美術館へ行きました。現在開催している展覧会は「和のかたち」。1月2日(土)からスタートし、21日(日)までの開催で、「新春展」という位置づけです。
展示構成は、「花鳥風月」「うたを楽しむ」「日本の伝統色 紅白」という、3つの構成で成り立っています。
最も印象に残ったのは、「花鳥風月」のテーマ。「花鳥」を題材にした数々の作品は、「桜」「梅」「椿」をモチーフにした春を感じさせる作品が並んでいました。ちょうど、今日のような暖かい日は、まさに「春が来た」と錯覚しそうでした。そして、柔らかな印象や、凜とした印象を受ける数々の作品に、日本がもつ「美しさ」を感じるばかりでした。心が和みました。
ところで、メナード美術館では、メナード化粧品創業者の野々川大介・美寿子夫妻が中心となって収集した約1,400点の美術品を所蔵しています。年間に5回ほど、「所蔵企画展」「特別企画展」「名作展」が行われています。「特別企画展」は、他の美術館の協力も得ながら、作家別やテーマ別に行われるものです。また、「所蔵企画展」は、所蔵している作品からテーマにあう作品が並ぶものです。過去のテーマには「夏」「昭和」「ひかり」「音」など様々なものがあります。
企画展の他に「名作選」の展示ルームがあり、そこには名作がズラリ。小牧市という近くにありながら、ゴッホ、ピカソ、モネ、ルノワールなどの作品も見ることができます。
興味深そうな企画展があったら、古北っ子も連れていってもらってはいかがでしょうか。「本物を見る」ということは、とてもいい経験になりますよ。
■メナード美術館