2016.4.11 教科書の日
- 公開日
- 2016/04/11
- 更新日
- 2016/04/11
校長室から
昨日「4月10日」は「教科書の日」でした。新しい学年となり、新しい教科書をいただくこの時期。「4(よい)月10(としょ)日」の語呂合わせから設定されました。
教科書の最も大きな特徴の一つに「無償で支給される」ということがあります。
教科書の裏表紙を見ると、どの教科書にも
「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」
とあります。
昭和38年に、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」が成立し、全教科書が無償となり、53年が経ちましたが、この言葉は、平成19年度使用の後期用教科書から記載されるようになったものです。よって、お父さん、お母さんの小学生の頃は、「教科書無償給与制度」は存在していましたが、記載はありませんでした。
ちなみに、無償と言いつつも、国が教科書会社にその費用を支払っているのですが、いったいどれくらいの額でしょうか。その額、なんと「412億円」(!)です(平成27年度)。
海外では、無償でも使い回しをする国があったり、完全に有償の国もあったりします。それらのことを考えると、大変ありがたい制度ですね。
そんな教科書です。大切に使い、十分に活用してほしいと思います。
※教科書について、詳しく知ることができるサイトはこちら↓
■教科書を知ろう!一般社団法人教科書協会
※教科書無償給与制度についてはこちら↓
■教科書無償給与制度:文部科学省