学校日記

2016.6.5 スポーツマンシップとは

公開日
2016/06/05
更新日
2016/06/05

校長室から

今日は、一宮総合運動場にて行われた、愛知陸上競技選手権大会尾張予選会を見に行きました。午前中は雨が降り、午後からは太陽が照りつけるコンディションでしたが、中高生が県大会目指して、懸命に走り、跳び、投げる姿に、所属チームを問わず、応援している自分がいました。

しかし、スタンドで観戦していると、残念なことが…。
ある大学生の陸上部がスタンドの一角を占めて座っていました。すると、移動をするのに、通路を通らず、ベンチを階段代わりにして、シューズのままベンチの座席部分を踏みながら上り下りをしていきます。一瞬、目を疑いました。しかも、一人ではなく、その部の何人かが同じことをしていきます。
そして、極めつけは、帰り際。荷物を片付けると、忘れ物はないか、周囲を何度も見渡します。目の前には、自分が残したゴミがベンチの上にあるにもかかわらず、何も忘れ物はなかったかのように、立ち去っていきました。

自分にストイックに練習に打ち込み、生活しているからこそ、記録も伸びるでしょう。
背中には、大きく大学名が書かれています。大学生と言えば、大人です。小中高生には、真似をしてほしくない姿でした。スポーツマンシップは、競技中でなくても存在するように思うのは自分だけでしょうか。そこには、アスリートとしてのスポーツマンシップは、とても見えてきませんでした。

古北っ子の皆さんは、とっても一生懸命にABCを意識して取り組んでくれます。上記は、「当たり前」のことだと思います。きっと、古北っ子なら、将来、そんなことはしないと思います。
いつまでも、古北っ子には、ABCを意識して生活をしていってほしいな、と思いました。