2016.6.6 朝礼校長講話
- 公開日
- 2016/06/06
- 更新日
- 2016/06/06
校長室から
梅雨入りをしました。そこで、今日は、以下のような講話をしました。
一昨日の4日・土曜日に、この地方が「梅雨入り」をしたと発表がありましいた。
ちょうど今日から一週間の天気の予想を見てみると、今朝は晴れていますが、それ以降は、ずっと曇りで、ところどころ雨が降るようです。梅雨らしい、スッキリしない天気が続きそうです。来週の月曜日からは、6年生が修学旅行です。雨が降らずに実施できることを願いたいですね。
しかし、運動場には、色鮮やかなアジサイが咲いています。そんな花を見ると、晴れやかになれるかもしれませんね。
ところで、雨の降り方を表す言葉は、たくさんありますが、皆さんは、どんな言葉を思い浮かべますか?たくさん降るとき、少ししか降っていないとき、雨の量などで、言葉が違ったりします。
例えば、こんな言葉がありますね。「ぽつぽつ、ぽつりぽつり、しとしと、ざあざあ、じゃんじゃん、ぱらぱら、ばらばら、しょぼしょぼ…」たくさんありますね。
では、このうちの「ぱらぱら、しょぼしょぼ、しとしと、ざあざあ、ばらばら、ぽつぽつ」の6つの言葉について、雨の降り方の強い順に並べてみましょう。どんな順になるか、周りと話し合ってみましょう。
では、みんなと考えてみましょう。一番強い降り方はどれでしょう。
そうですね。「ざあざあ」です。多くの人から声が聞こえました。
では、次に強い降り方は?「ばらばら」の声が多いようですが…、そうです「ばらばら」です。
では、逆に、一番弱い降り方はどれでしょう。
「しょぼしょぼ」が、多く聞こえるでしょうか。そうです「しょぼしょぼ」です。
では、次に弱い降り方は?「しとしと」です。多くの声が聞こえてきました。
みなさん、なかなかいい感性をもっていますね。すばらしいです。
では、最後、「ぱらぱら」「ぽつぽつ」は、どっちが強い降り方なのでしょうか。
「ぱらぱら」と思う人は手をあげましょう。「ぽつぽつ」と思う人は手をあげましょう。
さてさて、答えは…「ぱらぱら」「ぽつぽつ」の順に強い降り方を表すのですね。
多くの人が正しい順に並べられたようで、驚きました。
このように、日本語には、とても細やかに表現する言葉があります。
それは、日本には、四季があり、様々な天気や気候があるからこそです。外国には、なかなかないように聞きます。ぜひ、こんな豊かな表現が使えるといいですね。
しかし、これらの言葉を知っていなければ使えません。
では、どうしたら、これらの言葉を知ることができるのでしょうか。
まず「読書」があげられます。特に、今月は「あじさい読書週間」があります。ぜひ、本を読んで多くの言葉に触れてください。
次に、「新聞」が家に届く人は、新聞もいいですね。
そして、テレビでは、ニュースや天気予報を見ると、そうした表現に触れることができます。ぜひ、それらから多くの言葉に触れてください。
最後に、雨の日は教室で落ち着いて過ごすことができるよう、お願いして、今日のお話を終わります。