学校日記

2016.6.14 世界遺産

公開日
2016/06/14
更新日
2016/06/14

校長室から

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現在、日本国内の「世界遺産」は、19件(文化遺産15件、自然遺産4件)あります。
しかし、「姫路城」「原爆ドーム」「厳島神社」という、ピンポイントで登録されているのは、意外と少なく、「〇〇群」「□□(地域)の…」といった、複数の施設をまとめて登録している箇所も多くあります。

昨日・本日と訪れた、奈良・京都で「世界遺産」として登録されているところは、まさに、「法隆寺」以外、その「複数の施設をまとめて登録」というものになります。

では、訪れた先で「世界遺産」として登録されていたのは、どんなところでしょうか。実況中継内の記事にも、何度か、その施設を紹介してきましたが、改めて、ここで振り返りたいと思います。

■法隆寺地域の仏像建造物(1993年登録)
・法隆寺
■古都奈良の文化財(1998年登録 8資産)
・東大寺  ・春日大社
■古都京都の文化財(1994年登録 17資産)
・鹿苑寺(金閣寺)、清水寺、平等院

となります(ただし、春日大社は、班別行動の一つの見学先であるため、全児童が見学するものではありません)。こうしてみると、見学先のほとんどが「世界遺産」ですね。

しかし、この「世界遺産」も、世界を見てみると、登録を抹消されたり、抹消候補になるも、なんとか回避したりしたというところがいくつかあります。(参考:抹消された世界遺産〈Wikipedia〉
「ユネスコ」は、「その遺産が教えてくれる歴史や文化の大切さを教育やコミュニティを通じて次の世代である子どもたちに伝えていくことも重要です」と謳っています(参照:日本ユネスコ協会連盟活動内容)。

よって、すばらしい施設や自然を見学し、その価値について学ぶことで、私たちは、その保全方法について協力したり、考えたりしなければなりませんね。ちょうど、今回の修学旅行で、1組のガイドさんも「今回見たことを、大人になったときに、また引き継いでいけるといいですね」と言われていました。

国内には、多くの世界遺産があります。ぜひ、家族で訪れたり、大人になったら、自分たちで訪れたりしてはいかがでしょうか。

※「参照」と書かれた、水色の文字は、クリックするとリンク先のHPが閲覧できます。