学校日記

2016.8.22 出校日

公開日
2016/08/22
更新日
2016/08/22

校長室から

今日は、本校2回目の夏休みの出校日。

夏休みの出校日は、この地方では、7月下旬から8月上旬に1回、8月下旬にもう1回の、計2回がスタンダードになっています。しかし、全国では、1回もない地域があったり、学習日として、何度も登校する学校もあったりし、地域によって、それぞれに差があるようです。
中には、8月6日や9日の原爆が投下された日に、「平和登校日」と言って、登校する地域もあるようです。
また、そもそも上記のように、「出校日」とは言わずに、「登校日」という表現が全国では一般的なようです。

一説には、昔、教職員の給料が現金支給だった時代に、全教職員が出勤するその日に、子どもも登校させよう、ということで「登校日」が設けられた、と言われています(現在は振り込みです)。

子ども達や家庭は、この「出校日」をどのように思っているのでしょうか…。
学校側のメリットをいくつか上げると…。



・出校日があることで、子ども達の様子がつかめる。
・出校日毎に数回に分けて宿題や課題の締切を設定することで、子ども達にとって、ある程度の生活リズムにメリハリがつき、後から慌てて取り組むということも少なくなります。結果、ある程度の作品のクオリティを維持できる。
・9月上旬に関係団体に提出しなければならないポスター等の課題の発送準備も、8月下旬の出校日以降にできるので、きちんと対応できる。


…と、学校側としては、やっぱり出校日は、あった方がいいように思います。いかがでしょうか…。

そんな出校日ですが、今日は、多くの古北っ子が元気よく登校でき、うれしく思いました。残りの夏休みは「9日」。満喫しつつ、2学期に向けて、少しずつ、生活のリズムを整え、心の準備をしてくださいね。