2016.11.8 「新聞を読み始めてから…」
- 公開日
- 2016/11/08
- 更新日
- 2016/11/08
校長室から
昨日(11/7)付の中日新聞の紙面「学びeye」(まなびあい)に、アイドルグループ「NEWS」のリーダーであり、ニュースキャスターとしても活躍中の小山慶一郎さんが、新聞のよさについて語っている記事が掲載されていました。
特に、記事内の以下の部分が印象的でしたので、引用・掲載させていただきます。
(※前略)
キャスターの仕事をいただいて新聞を読み始めてから、人生が肉厚になりました。一つのニュースから得る情報のアンテナ(感度)が高くなったというか、情報を収める引き出しが多くなりました。ネットニュースは自分で選んで読むからテーマが偏りがちだけど、新聞は知らない分野の記事が嫌でも目に入ります。特に生活面は「野菜が高い」など身近な話題から考えさせる記事が多く、読むと得した気分になります。
新聞は子どもが身を守ることや世界を広げることにも役立ちます。知っていれば小さいころから読んでいたはず。キャスターを務めたことをきっかけに、あらためて新聞に向き合うことができました。
「新聞を読むことのよさ」については、度々、「校長室から」でもお伝えしているところですが、やはり、ここにも実感されている方がいました。
「新聞はニュースキャスターを務める僕の教科書」と言い切る小山さん。実家で、新聞を購読していたようですが、大学受験対策の機会まで意識して読んだことがなかったようです。そんな小山さんは、「(役に立つことを)知っていれば小さいころから読んでいたはず」と最後に触れています。
現在、「学力学習状況調査」の「児童質問紙」の回答とその考察を本HPで掲載していますが、その中にあった、設問35「地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がありますか」、設問37「新聞を読んでいますか」からも、本校の新聞に対する意識の低さが見えています。
新聞を読むことが習慣化すると、様々な面でプラスになることでしょう。高学年になったら、新聞に慣れるためにも、まずは、3面記事やスポーツ欄を初めとした、興味のある読みやすい記事から一歩を踏み出し、徐々に読む記事の分野が広がっていくといいですね。