学校日記

2017.1.25 水沢腹堅

公開日
2017/01/25
更新日
2017/01/25

校長室から

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今日、1月25日頃は、「七十二候」の「水沢腹堅」です。「さわみずこおりつめる」と読みますが、沢の水さえも凍るという、最も寒さの厳しい時季です。

連日、この地方の最低気温は氷点下を記録し、朝、真っ白な霜に覆われた、仕事場へと走る自動車を見るのは、この時季のおなじみの光景でしょう。

学校のプールに張り詰めた氷も、午後になってもほとんどが凍ったままです。恐らく明朝にはまた氷となり、その繰り返しは、日に日に氷を分厚くさせるようです(※写真は、午後になっても残るプールの氷)。
まさに、「水沢腹堅」という言葉がピッタリの時候ですね。

七十二候は、ご存じの通り、二十四節気をさらに三つに分けたものですが、その時季の動植物や自然現象を取り上げて言葉に置き換えているものがたくさんあり、イメージしやすいのが特徴です。ちなみに、二十四節気が、古代中国のものをそのまま用いているのに対し、七十二候は、日本の気候に合うように変化を遂げ、現在に至っています。

「七十二候」で検索すると、いくつかのサイトがヒットします。美しい写真とともに解説されたページもいくつかあります。

本校のホームページでは、「二十四節気」の日には、該当する節気を必ず紹介しているので、ご存じの方も多いかと思いますが、この「七十二候」は、その季節感を絶妙な言葉で表していることから、子ども達に教えてあげると、「へぇ」となるかもしれません。

豊かな感性を育むためにも、日本に住むからには、そんな季節感を子ども達に伝えてはいかがでしょうか。

(※以下のようなサイトがあります↓)
七十二候|暮らし歳時記
二十四節気と七十二候|暦生活