学校日記

2017.2.3 自転車の交通事故に注意を

公開日
2017/02/03
更新日
2017/02/03

校長室から

の尾北ホームニュースの1面に「平成28年交通事故発生状況 自転車の交通事故 1万人当たりの件数 県下ワースト1位大口町、3位江南市」という、ショッキングな見出しで、記事が掲載されていました。

特に、江南署管内(江南市、岩倉市、大口町)では、「自治体の人口1万人当たりで算出すると昨年、大口は7.77件、江南は4.95件と、県下平均の2.08件を大きく上回りワースト1、3位」と記事が続いています。

記事はお年寄りの交通事故に着目した視点で書かれていますが、よく読み解くと、児童・生徒も気をつけなければならない、以下のようなことが分かってきます。



・時間帯発生件数では、午前7時台、8時台、午後5時台、6時台が多い
・出会頭だけが前年より約10%増え、事故類型別で最も多い
・自転車利用者の事故が、約22%を占める


上記の条件に当てはめた、こんな場面は、想像できないでしょうか。
「遊びに出かけた帰りの、辺りが薄暗くなりつつある午後5時過ぎ。家路を急ぐ自転車が、狭い路地から広い道路に勢いよく右折をするように飛び出してきた…」
なんとも、想像するに難しくないシチュエーションです。

本校周辺でも、幹線道路が整備されているため、スピードにのった自動車が勢いよく走っていくのをよく見かけます。
また、逆に、そんな幹線道路で、小中学生が運転する自転車が、横断歩道のないところを渡っていったり、狭い路地から広い道路に曲がるようにして飛び出してきたりする場面もよく見かけます。

幸い、本校区では、小学生が負傷するような事故に遭ってはいませんが、周辺の交通事情を考えると、いつ事故が発生してもおかしくない状況です。

古北っ子は、十分に気をつけるとともに、ご家庭でも、ヘルメット着用の厳守、交通ルールの遵守について確認をしていただきたいと思います。