2017.2.14 サッカー?いえ「ボール蹴り」です
- 公開日
- 2017/02/14
- 更新日
- 2017/02/14
校長室から
1年生は、現在、運動場で元気にサッカーボールを転がしています。
これは、体育の「ゲーム及びボール運動」という領域の、「低学年版」の授業で、「ボール運動の基礎」を身につけるためのものです。まだ「サッカー」ではありません。
狙ったところに、ボールを蹴ったり、転がってきたボールを止めたり、ボールの進行方向を予測して移動したりしながら、技能を身につけていきます。見ていると、なかなか上手にボールを操っています。
昭和の時代の「ボール運動」と言えば、幼い頃から「ドッジボール」「野球」が、子どもたちにとって「二大スタンダードスポーツ」でしたが、基本的には、男の子が取り組んだり、遊んだりするものでした。
しかし、今や、「ボール運動」の男女の垣根は、低くなり、中学校の体育では、男女合同のチームで「サッカー」「バスケットボール」をするのですから驚きです。
それらの「ボール運動」に対し、抵抗なく取り組めるのも、こうした小学校低学年からの積み上げの成果でしょう。
特に、隔世の感があるのは、小学1年生の女の子が、サッカーボールを蹴るというもの。休み時間の運動場では、普通に、女の子が男の子と競い合いながらリフティングもしています。Jリーグや、日本女子代表サッカーチームの活躍・人気などで、現代の子は、生まれたときから、サッカーは一般的なスポーツの一つであり、何の抵抗もなく取り組みます。昭和の時代には、少なかった光景です。
しかし、こうした多様な運動(スポーツ)を経験するからこそ、様々な競技人口が増え、競技力も上がっていくのだと思います。
ひょっとしたら、古北っ子から、未来の女子サッカーエースが登場するかもしれません。そんな明るいニュースが届く未来を期待したところです。