2017.3.25 登下校の7歳 事故に注意
- 公開日
- 2017/03/25
- 更新日
- 2017/03/25
校長室から
3月23日(木)付の中日新聞夕刊に、上のような記事が掲載されていました。
ちょうど新学期が始まろうとしているタイミングだけに、気になるニュースです。
これは、警察庁が、2016年までの5年間に歩行中の交通事故で死傷したデータを分析したもので、興味深い分析結果がまとめられていました。
読み解くと、以下のようなポイントがいくつか浮かび上がってきます。
●小学生の5年間の死傷者数(29,317人)に対し、登下校中の事故(10,132人)は、全体の1/3を占める
●5年間の年平均の死傷者数は、7歳(1564.6人)→8歳(1208.8人)→6歳(1098.2人)の順
●10万人当たりでは、7歳(146.4人)→8歳(113.8人)→6歳(102.3人)の順
●小中学生の死傷者数(35,816人)は、学年別で小学1年生が最多(8,075人 22%)
●月別では、4〜7月、10〜11月が多い
●時間帯は、7時台、15〜17時に集中
●歩行中の事故の死者数(91人)のうち、小学生は73人(80%)。うち、小1・2が、それぞれ30人で、計60人となり、小学生の82%を占める
●歩行中の事故の死者数(91人)のうち、男子が65人(71%)、女子が26人(29%)
これらをまとめると、特に、「小学校低学年の男の子」は、「4〜7月」の「15〜17時」に事故に遭うことが高いことが見えてきます。
暖かくなり、日が長くなるこの時期は、外遊びの時間が増えてくると思います。
また、新学期になると、新しい友だちとともに、今まで通ったことがない道を使って移動することもあるでしょう。
そんなこの時期は、やはり要注意です。
ぜひ、ご家庭でも、ヘルメットの着用や、一時停止の遵守などについて再確認していただけると幸いです。
(※写真は中日新聞の記事を掲載しています)