学校日記

2017.5.6 交通安全に気をつけてほしい時期です その2

公開日
2017/05/06
更新日
2017/05/06

校長室から

「子とともに ゆう&ゆう5月号」の特集は「クイズで確認、交通安全」というもの。
5月1日の記事(参照:2017.5.1 交通安全に気をつけてほしい時期です その1)では、「ゆう&ゆう」誌面に掲載されていた「交通安全クイズ」を紹介させていただきました。
 
今日は「保護者に聴きました 交通事故を防ぐために、どんなことをお子さんに気をつけさせていますか」という問いについての回答を掲載します。



●車高の高い車が多いので、駐車場付近や曲がり角など「きちんと左右確認をしてから歩いてね」と伝えています。
●最近の車はエンジンの音がとても静かで、近づいてくることに気がつきにくいです。周りをきちんと見るように伝えています。
●車やバイクの運転者からは意外と見えていないことがあるので、「もしかしたら、気づいていないかも」と思わせるようにさせている。
●「止まれ」の標識があるところは、車が来ていなくても止まり、進む前に左右を確認してから渡るようにしている。
●自転車で加害者にならないよう、子どもやお年寄りの横を渡るときは速度を落とすように伝えている。
●夜間、自転車を運転するときは、黒い服を着ていると見えづらい。自転車に、反射シールを貼るようにした。
●自転車に乗るときは、「ヘルメットをかぶる」「イヤホンをしない」「傘をさして乗らない」と何度も言っています。


なお、平成28年中には、愛知県内で交通事故により死傷した小学生は「1,256人」(そのうち死者2人)でした。

低学年は、高学年の児童に比べ、「歩行中」に事故に遭う傾向があります。特に、歩行中に事故に遭った249人のうち、85人が「飛び出し」によるものでした。
高学年になるにつれて増加するのが、自転車利用中の事故です。その8割以上で、安全不確認、一時不停止、信号無視などの法令違反が自転車側にもありました。「自転車は車両」である意識をもたせ、日頃から交通ルールを確実に守らせる必要があると、誌面でも説かれています。

日常のあらゆる所に危険が潜んでいます。被害者にも、加害者にもならないよう、毎日、元気に「ただいま」と自宅に帰ってくることができるよう、危険を予測しながら、事故を未然に防ぐ心がけを、親子でしていけるといいですね。