学校日記

2017.5.10 図書館の本の選書

公開日
2017/05/11
更新日
2017/05/11

校長室から

昨日、今年度分の図書館に収めたい本の選書を行いました。
写真のように、全ての先生方で、本を見ながら、購入希望の本をピックアップしていきます。
これは、毎年この時期に行われるもので、計画的に、図書館の本の新陳代謝を図っていくものです。

そもそも、学校には図書館が必ず設けられています。これは、「学校教育法施行規則」という法律に、



第一条  学校には、その学校の目的を実現するために必要な校地、校舎、校具、運動場、図書館又は図書室、保健室その他の設備を設けなければならない。


とあり、図書館が設置されているのです。また、「学校図書館法」という法律にも、


第一条 (略)学校図書館が学校教育において欠くことのできない基礎的な設備である(略)


とあり、欠くことができないものであり、学校には、図書館が必ず存在するものなのです。

ちなみに、「学校図書館図書標準」というものが設定されており、蔵書冊数の目安が、学級数を基準に定められています。小学校で13〜18学級の場合は、「10,360冊」となっており、古知野北小学校は、この基準に該当します。もちろん、蔵書数は「10,684冊」と、基準をクリアしていますが、傷みが激しくなったり、場合によっては紛失したりするため、補充をしなければなりませんし、時代の求める内容に沿った本を補充する必要性もあります。そこで、毎年、選書するのです。

ですから、大人が見ても、十分に楽しめる本がたくさんあり、個人的に自分などは、何時間でも図書館にいることができる自信があります(笑)。
それだけ、毎年、充実化を図っているのです。

そんな学校図書館の本です。ぜひ、古北っ子には、たくさん本を借りてもらい、脳にも心にも、たくさんの栄養を与えてほしいと思います。