学校日記

2017.5.19 幼・保・小との懇談会

公開日
2017/05/19
更新日
2017/05/19

校長室から

昨日、午後から、毎年この時期に行っている「幼稚園・保育園・小学校との懇談会」を実施いたしました。

これは、幼稚園・保育園を3月に卒園した1年生の様子をご覧いただき、個別の園ごとに、情報交換をするものです。

昨日は、お忙しいところ、7つの幼稚園・保育園の先生9名と、教育委員会の先生をあわせた10名の先生方にお越しいただきました。

5時間目の授業から、帰りの会までの様子をご覧いただきましたが、
「落ち着いて授業に臨めていますね」
「園のときは支援が必要でしたが、色々なことができるということが分かり、よかったです」
など、肯定的な言葉をいくつもいただき、安心したところです。

この懇談会は、子ども達が、幼保小のスムーズな移行を実現するために設けているものですが、「ねばならない」ものではなく、小学校で必ず開催しているものではありません。
しかし、本校では、1人でも在籍していれば、本校へ入学した全ての幼稚園・保育園に案内を出させていただき実施しています。おかげで、年々、参加していただける園の数も増え、今年度は、これまでで最も多い、7園となりました。

さて、次期学習指導要領が完成しつつあるこの時期ですが、その幼稚園版とも言える次期「幼稚園教育要領」には、幼(保)小の連携について、これまで以上に触れられているようです。

答申には「幼小の学びの連携・接続について、学校段階毎の特徴を踏まえつつ、前の学校段階での教育が次の段階で生かされるよう、学びの連続性を確保する」「幼小連携の取組の中で、小学校入学までに家庭や幼児教育において育ってほしい姿を共有する」などの言葉が見受けられ、改めて、今回のような場の大切さを感じたところです。

今後も、連携を図りながら、幼稚園・保育園で立派に育った子ども達を本校でお預かりし、健やかな成長を実現していきたいと思います。