学校日記

2017.6.14 箸袋の「ありがとう」'17

公開日
2017/06/14
更新日
2017/06/14

校長室から

今年の修学旅行の校長からのテーマは「ABCを大切にしてきましょう」「働く人や友達の良さを見つけましょう」「感謝の気持ちを言葉で伝えましょう」というもの。

実況中継でもお伝えしてきたように、様々な場面で「ABC」はバッチリでした。さすが古北っ子です。普段の姿が、こうしたところで自然に出るところがいいですね。

「働く人や友達の良さ」は、校長からのミッションシートに書かれていると思うので、後日、この場で紹介したいと思います。

そして、「感謝の気持ちを言葉で伝えましょう」は、バスの乗車時・降車時の「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶や、ホテルや食事場所での従業員さんなどへの「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」の挨拶など、至るところで見られました。

中でも、昨年、中日新聞「ほろほろ通信」に取り上げられた「箸袋の『ありがとう』」(参照:2016.12.4 箸袋の「ありがとう」)が、今年は、初日のお昼ご飯から、多くの子で取り組む姿が見られました。今回の修学旅行では、3箇所で4食をいただきましたが、どの従業員の方も「こんなこと初めてです。とてもうれしいです」とおっしゃっていただけ、メッセージの書かれた箸袋やペーパーナフキンなどを丁寧に回収してくれていました。どちらの食事場所でも「従業員一同で読ませていただきます」と言われ、こちらとしても、そんな古北っ子の行動を評価していただけ、とてもうれしく思いました。

詩人である宮澤章二さんの作品「行為の意味」の一節は、ACジャパンのCMで流れることが多かったので、記憶にしっかりと残っている方も多いと思いますが、まさに、あの一節の「『心』は誰にも見えないけれど」「『思い』はみえないけれど」「その気持ちをカタチに」を実践する12歳に脱帽です。

ぜひ、本校の修学旅行の伝統として、その温かな思いを伝え続けてくれると嬉しいですし、修学旅行以外でも、そんな行為を大切にしてくれる古北っ子であってくれれば、と思います。

6年生のみなさん、さわやかな風をありがとうね!