2017.7.3 第2回特別支援教育講演会
- 公開日
- 2017/07/03
- 更新日
- 2017/07/03
校長室から
金曜日は、18:30から扶桑町中央公民館で行われた「特別支援教育講演会」を拝聴しにいきました。
これは、昨年度末に行われた講演会の第2弾とういことで(参照:2017.3.4 特別支援教育講演会)、前回のおさらいと、新しい内容が加わったものです。
人気のある講師の山内康彦先生の講演だけに、会場は、前回同様、定員でいっぱいです。教員は数名でしたが、保護者や、保育士さんなど、小さなお子さんを育てられる方々が熱心に耳を傾けていました。
今回は、「身に付けさせたい社会性」「社会性を身に付ける具体的な手立て」「親としての接し方」…など、義務教育の間にできるようにしておきたいことを具体的にお話しいただきました。
特に、就職するために必要なこととして、IQを高めることよりも、「身辺自立が身に付いているか」「自分で職場に通うことができるか」「やろうと言われたら進んでできるか」「あいさつが気持ちよくできるか」「人のいやがることをしないか」などといったことは、私たちが生活していく上で必要なことばかりであり、小中学校でも、日々指導をしていることばかりです。学校の指導が、こうしたところに当たり前に生きてくることを改めて確認をしました。
また、親として「手をかける」「目をかける」「気にかける」ことが大切であると言われましたが、くしくも、この日の日中に行われた「学校保健委員会」で、校医の近藤先生が全く同じことを言われたのです。第一線で活躍されている方の言葉が同じであるというのは、重みがありました。
また、「1年生入学前に準備ができること」や、必要な「社会生活能力」の段階的な内容など、具体的な話が盛りだくさんで、会場からは、しばしば「あぁー」「へぇー」「ふーん」など、感嘆する声が多く聞こえてきて、納得することばかりです。
この日も、多くのことを学ぶことができました。
ちなみに、今夏の8月5日(土)に、江南市民文化会館にて、市内の特別支援学級の担任とその保護者が集まる会合が企画されているのですが、私が担当していることもあり、山内先生にお願いをして、来ていただけることになりました。前回、「機会があれば、本校教員や保護者向けにお話をしていただく機会を設けようかと考え…」と本HPにも記していましたが、実現することができました。当日を楽しみにしたいと思います。かがやきさんの保護者の皆様にもよいお話しをお伝えできると思います。