2017.7.11 あいさつについて考える
- 公開日
- 2017/07/11
- 更新日
- 2017/07/11
校長室から
先週の7日(金)に、5年生を対象に、江南青年会議所(JC)による道徳の授業を実施しました。
これは、2017年のJCの「未来力育成事業」の一つとして行われるもので、子どもたちが、江南市を愛し、明るい豊かな社会を実現する人材へと成長してくれることの一助となることを目的としたものです。具体的には「他者との関わり合いに関すること」について学んでもらおうと、今回は「あいさつ」について考える授業をしていただきました。
授業は、5時間目に3クラス同時で実施。20人以上のスタッフが来校(!)。この事業にかけるJCの思いが始まる前からしっかりと伝わってくるものでした。
授業では、様々な挨拶のバリエーションを見て、感じたことを発表したり、JCメンバーによる寸劇を見て、どのような挨拶がいいのか考えたりし、TPOに応じた挨拶の必要性や、なぜ挨拶が必要なのかについて学びました。
最後には、「あこがれ先生」として、学級毎に、代表の方による、あいさつにまつわる自身の経験談を話していただくと、子どもたちは、この授業で一番の真剣な眼差しで、話を聞いていました。
教師からは、常日頃から「挨拶の大切さ」を話していますが、こうした第三者の方に話していただくと、また「染み方」が違うように思いました。
特に、働いている人が話す「なぜ挨拶が必要なのか」というものは、教師が言うのとはまた異なる、リアリティーがあるように思いました。
裏話になりますが、この授業を行うにあたって、授業プランを何度も練り直し、何度も練習を重ねてきたとのこと。終わってからは「授業の難しさ、先生方の大変さがよく分かりました」と語ってくれましたが、それ以上に、授業に対する「熱量」が半端なく、子どもたちには、準備の成果が十分に伝わっていたように思います。
すばらしい機会を与えてくださった、理事長の山崎さん、学校との連絡調整を何度もしていただいた横山さんはじめ、多くの方に感謝をいたします。ありがとうございました。
コミュニティ・スクール化した折には、様々な形で地域のお力をお借りすることになると思います。保護者・地域より、何かアイデアがありましたら、またお聞かせいただきたいと思います。
(※写真は、8日(土)付発行の「中日新聞尾張版」に掲載された記事です)