学校日記

2017.12.12 大谷翔平選手の16歳のときの目標は…

公開日
2017/12/12
更新日
2017/12/12

校長室から

先日、大リーグのアナハイム・エンゼルス入りを発表した、元プロ野球北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手。その大谷選手が、花巻東高校の1年生のときに、マンダラチャートという手法で「目標達成表」(図)を作っていたのは、ご存じの方も多いと思います。

このマンダラチャートは、中心に「達成したいこと」を掲げ、外側にその実現のための項目を掲げたものです。

わずか16歳で、実に具体的な目標を掲げていたことに驚かされますが、技術的なことはもちろんのこと、精神的な部分においても、細かく記載されているところに、さらに驚かされます。

特に、左側の「メンタル」、左下の「人間性」、下の「運」というところには、誰もが心がけることができる要素が、いくつか並んでいます。

16歳と言えば、古北っ子の6年生の4年後、1年生の10年後です。
わずか何年か先に、ここまで緻密なことを完璧に考えられなくてもいいかと思うのですが、少なくとも、これらの要素の「いくつか」は、意識できるようであってほしいと思うのです。

「あいさつ」「道具を大切に使う」「本を読む」「思いやり」「目標・目的をもつ」…。幼い児童でもできることもいくつか見られます。

ちなみに大人の私は、「幼い頃から心がけていれば…」と、猛省させられたところです。そんな私がこんなことを言うのは説得力に欠けるかもしれませんが(汗)、今の瞬間を何も意識せずに生きていくのか、ちょっとしたことを心がけながら生きていくのか、その積み重ねは、将来に大きく影響しそうです。

(図はスポーツニッポンより引用。図内の「FSQ(フロントスクワット)」「RSQ(リアスクワット)」は、筋力トレーニングの略称。ここではマシンの値を示す)

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