学校日記

2017.12.14 13分にかけるエネルギー

公開日
2017/12/14
更新日
2017/12/14

校長室から

下の記事のように、今年も、読み聞かせボランティアの「わんぱく団のひみつ基地」のみなさんによる、「クリスマス特別公演」が開催されました。

この公演、長放課の限られた時間に、古北っ子が集合・解散する関係で、公演にかけられる時間にも限りがあります。今回で言えば、わずか「13分」です。
そのわずかな時間内ではあるものの、メッセージを盛り込み、時には考えさせ、時には大いに笑わせるストーリーは、子どもたちをしっかりと物語の世界に引き込む構成になっています。素晴らしいです。今回も、公演は大成功でした。

しかし、毎年感心させられるのは、その13分にかけるエネルギーのすごいこと!
今年も10月から11月は、集まれるメンバーにはなりますが、週1日ペースで学校に集まっては、コツコツと準備を進め、11月下旬からは、入れ替わりながら、ほぼ毎日学校で準備・練習です。

その準備も、かなりのものがあります。台本、背景画、小道具、衣装、効果音…。学校だけでなく、各自家庭で準備をされているものもたくさんあるように思います。
そして、練習は、劇の台詞や動きはもちろん、エンディングの合唱や伴奏もあります。
仕事と家事と、公演の準備・練習を両立されるメンバーのエネルギーに、ただただ感服するばかりです。

古北っ子のために、毎週の読み聞かせに加え、ここまでエネルギーを注いでいただける「わんぱく団」に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、そんな環境の古北っ子は、幸せだなぁ、と思います。

ところで、4月からは、「コミュニティ・スクール」となります。
古北小の「コミュニティ・スクール」の合言葉は「空いた時間に 無理なく 楽しく 参加しやすい」を基本とした「お手伝い型ボランティア」となっています。
今後は、多くの地域の皆様や保護者の皆様に、古北っ子を支えていただくことになると思います。「わんぱく団」のような濃密な活動でも、クラブ活動の指導補助でも、秋の落ち葉はきでも、どんな形でも結構です。「無理なく 楽しく」学校経営に参画していただければ幸いです。

「わんぱく団」のみなさん、ありがとうございました!今後の活動も楽しみにしています!