2017.12.22 2学期終業式式辞
- 公開日
- 2017/12/22
- 更新日
- 2017/12/22
校長室から
今日の2学期終業式式辞では、以下のような話をしました。
早いもので、2学期最終日となりました。1年の中でも、特に行事が多い2学期ですが、何があったか覚えていますか…。
9月には運動会、10月には6年生の陸上運動記録会、そして全学年が秋の遠足に出かけました。11月にはかがやき学芸会が、そして12月は、3学期の「大なわ大会」に向けての練習が始まりました。その他にも、ここには挙げていませんが、それぞれの学年で様々な行事や、活動がありましたね。
では、2学期の合言葉は何だったでしょうか。そうですね。「全力児童」「高めよう・高め合おう」でした。
校長先生がうれしかったのは、さっき振り返った行事に、誰もが全力で取り組み、そして、自分を高め、友だちと一緒に高め合いながら、よりよいものにしていったということです。
そんなみなさんの取組は、地域や保護者の方から、「がんばってますね」「すばらしかったです」というお褒めの言葉もたくさんいただきました。さすが古北っ子です。
さて、さっきの振り返りの中には入っていませんでしたが、11月29日に学校保健委員会という会がありました。3・4年生のみなさんが参加し、いのちについて考えるお話を聴いたり、聴診器で心臓の音を聞いたりしました。
その会で、105歳までお医者さんとして活躍された日野原重明さんのメッセージが紹介されました。日野原さんは「時間」について、こんなことを言ってみえました。「自分のためだけでなく、人のためにも使ってみて」と。
明日から、いよいよ冬休みです。日野原さんが言われた「人のために時間を使う」ということをどんな場面でするといいでしょうか…。
年末に何をしますか…。そうですね、大掃除。大掃除のように、進んでお手伝いをしてください。
中には、「えー、掃除か…」「大変だなぁ」と思う人もいるかもしれません。しかし、お手伝いをすると、「こんな力がつく」「こんな心がもてるようになる」というように、いいことがたくさんあるようです。
どんな力がついたり、心がもてるようになったりすると思いますか?隣同士で話をしてみましょう。
6年○組の○○さん、どうですか?(「人を思いやる心だと思います」の回答)すばらしいですね、拍手!
5年○組の○○さん、どうですか?(「人のために行動する力だと思います」の回答)いいですね、拍手!
では、お手伝いをすると、どんな力がつくのでしょうか。確認してみましょう。
まず、「やるぞ!」という「集中力」がつきます。そして、積極的に行動できる「行動力」がつきます。「こうして、ああして、この順でしよう」という「段取力」がつきます。我慢する「忍耐力」がつきます。そして、これまでいろいろなことをしてもらったことに気づき「感謝の心」がもてるようになります。
このように、たくさんの力がつくと、さらに、人にやさしくなったり、勉強ができるようになったりするようで、いいことがたくさんありそうです。
ぜひ、この冬休み中は、「お手伝いをする」、そして「家族の時間を大切にする」、さらに、お正月になったら「新年の目標を立てる」ことをしてほしいと思います。
そして、充実した17日を過ごしてください。1月9日に、また元気よく登校してくださいね。
以上で、2学期の式辞とします。