学校日記

2018.2.12 「手洗いマイスター」によると…

公開日
2018/02/12
更新日
2018/02/12

校長室から

本校のインフルエンザの罹患者は、一時期に比べ減りましたが、先週も、隣の北部中学校を含め、市内のいくつかの学校で学級閉鎖の措置を執った学校があり、全国的には、31道府県で増加し(愛知県も増加県)、16都県で減少傾向にあるということ(2018年 第05週 (1月29日〜2月4日))。まだ再流行が心配されるところです。

予防には、「しっかりとした手洗いを」の課長さんが言われたというのは、本HPでも紹介したところですが(参照:2018.2.8 手洗いで感染予防)、その「手洗い」の指導をする「手洗いマイスター」という制度が、公益財団法人日本食品衛生協会にあります。

主に、食品取扱者が、その資格を取られるようですが、食品取扱者は、常に100%の食中毒予防を求められるだけあり、その「手洗いマニュアル」(←クリック)には、「11段階」に分けられた(うち8段階を繰り返すと、計19段階)、徹底されたものです。

最後に水を拭き取るのも、ペーパータオルが推称されています。学校で使い捨てのペーパータオルを設置するのは難しいところですが、細かな手洗い方法については、きちんとマスターすることで、随分と予防にもつながるように思います。

立春を過ぎ、七十二候では「うぐいすなく」という季節になっています。寒い日が続いていますが、春はそこまで来ています。それまで、もうしばらく、手洗いをしっかりし、インフルエンザを初めとした、感染性疾病の流行を抑えたいものです。

(関連サイトはこちら↓)
国立感染症研究所 感染症情報センター(インフルエンザ流行レベルマップ)
公益社団法人日本食品衛生協会
手洗いマイスター制度要項|公益社団法人日本食品衛生協会
手洗いマニュアル|公益社団法人日本食品衛生協会