学校日記

2018.2.14 新学習指導要領の認知度は…?

公開日
2018/02/14
更新日
2018/02/14

校長室から

公文教育研究会は、2017年11月、小学校 1〜3 年生の子供がいる世帯の母親 1,000人・父親 200人を対象に、「家庭学習についての実態調査」(家庭教育調査2017)を実施し、1月30日にプレスリリーズが発表されました。

その中でも、興味深いものが、2020年完全実施改訂となる「新学習指導要領」に関する設問。1〜3年生のお子様がいる家庭にとって、大いに関係するところです。

すると、「改訂されることを知っており、改訂の内容も把握している」が「11.2%」、「改訂されることを知っているが、改訂の内容を把握していない」が「43.9%」、「改訂されることも改訂された内容も把握していない」が「44.9%」という結果になっていました。
古北っ子のお父さん、お母さんは、3つのうち、どれに当てはまるでしょうか…。

本HP「校長室から」では、度々話題にしてきましたが、主なところでは、「英語の教科化」「道徳の教科化」「プログラミング的思考の育成」「主体的・対話的で深い学び」「ICT機器の活用の日常化」などがあげられます。

特に、「主体的・対話的で深い学び」などは、これまでのように、一問一答形式の設問に答えられるような知識を獲得するのではなく、自ら課題や自分の考えをもって、対話的に学んだり、課題を追究したりし、豊かに学んでいく力が必要になってきます。
また、今後、高校入試や大学入試も、そんな学び方の力が問われる設問になる改革が進められるようなことも聞こえてきます。

今回の改定は、戦後、最も大きい改訂の一つとも言われています。ぜひ、それらについて、保護者の皆様も理解を深めていただき、お子様とともに、対応いただければ、と思います。

(関連サイトはこちら↓)
家庭教育調査2017を実施(公文教育研究会 PDFファイル)
学習指導要領のポイント等(文部科学省 PDFファイル)