学校日記

【校長日記】 江南の熊野社の秘密は?

公開日
2015/11/29
更新日
2015/11/29

校長日記

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江南・中奈良の熊野社には、熊野社・熊野神社特有のある特徴を色濃く残しています。

近隣の熊野社・熊野神社を調べてみましたが、ほとんど見あたりません。

その特徴とは何でしょう?


それは、鈴木姓 です。

鈴木という姓はいろいろな起源がありますが、最も有力なのは、紀伊国・熊野大社の神官としての系列です。

熊野社・熊野神社が、海を渡り、今の愛知や静岡、関東に上陸し、そこから東北、北陸に分布しました。

それが、上の図です。東日本に多いことが分かります。
熊野社・熊野神社が広がることにより、鈴木姓も広がっていったのです。

中の図は、全国の苗字ベスト10と、愛知県のベスト10です。

また、愛知率とは、その苗字の人が、愛知県に何パーセント住んでいるかということです。
愛知県の人口は、日本全国の5.5パーセントの人が住んでいるので、それより多いと愛知に多い苗字ということがわかります。

水野、加藤、伊藤は、特に愛知県に多いと言うことがわかります。

鈴木は、静岡や関東の都県と同様、第1位です。


下の図は、各都道府県で、「鈴木」姓が何番目に多いかを示したものです。
1位から10位を赤。11位から20位を水色で着色してみました。

いかがでしょう?

熊野社・熊野神社の分布と似ていませんか?

鈴木姓は、東日本に多いことが分かりますね。

それでは、江南・中奈良の熊野社の秘密とは?

次回にお知らせします!