『書く子は育つ』近藤勝重
- 公開日
- 2018/08/28
- 更新日
- 2018/08/28
家庭で育つ
夏休み中には、毎日1冊保護者にお薦めの本を紹介 します。江南・大口・扶桑の図書館にあるものから選んでいます。
『書く子は育つ』近藤勝重(毎日新聞社) を紹介します。
著者は、毎日新聞のコラムなどの執筆者で、文章・作文のプロです。
寝る子は育つ。書くことはもっと育つ。
プロがどう作文指導をするかが興味ありました。
読めば納得です。
内容紹介
考える力は学力の基本。学力を上げるには作文が一番。文章を書くことは、考える力を育てることであり、生きる力を養うこと——。では、書く力を伸ばすにはどうしたらよいか。体験から得る〈気づき〉に着目し、子どもも大人も活用できる文章術を伝授。
日々の習慣や子どもへの声掛けなど、「書かずにはいられない子ども」に育てるための、作文を通じた目からウロコの教育論。
毎日小学生新聞読者の親子を対象に開かれた熱血講義が一冊に。
内容(「BOOK」データベースより)
いま、教育現場で最も重要視されている「書く力」。作文を書くためには、自分と向き合い、考えを整理し、物事の筋道を理解する必要があります。そうして身についていく「考える力」が、これからの時代を生き抜く子どもたちに求められているのです。作文ができれば成績は上がる。人気コラムニストが伝授する、画期的な子育てメソッド。
目次です。
第1章 文章を書くというのはどういうことか(書けば考える力がつく
書けば生きる力が増す
書けば優しさが生まれる)
第2章 文章は上手、下手よりテーマのとらえ方(子ども性を大切に
心に正直な作文を
ユーモアの力を生かそう)
第3章 文章は体験と気づく力の産物(まずは体験
例えば「新緑」という題なら
気づきを得る秘訣
句と詩に学ぶ)
第4章 五感と身体感覚をフルに生かそう(「五感対話」のすすめ
身体感覚とオノマトペ
肉声が消えていく社会で心がけたいこと)
第5章 伝わってこその文章(知っておきたい文章の約束事
書きたいことの組み立て方
手直しのポイント)
大口町図書館でお借りしました。