学校日記

6年生「世界樹の真ん中で」「君と一緒に〜未来の夢」−2−

公開日
2017/11/20
更新日
2017/11/20

学校行事

6年生は「世界樹の真ん中で」「君と一緒に〜未来の夢」です。

演劇とその間の合唱、そして最後に全員での合唱です。

先日、次のように書きました。
「小学生とは思えない高度な演技力による演劇と、卓越した歌唱力による合唱に、多くの方からお褒めの言葉をいただきました。」

かつての布袋小学校では、奇数学年がステージでの学習発表会、偶数学年が教室での展覧会計指揮の学習発表会をしていました。

昭和59年のみ、体育館の竣工を記念して、全学年が体育館での学習発表会を行いました。
その年には、私は6年生担当として、器楽合奏を指導しました。シンセサイザーも使いながら、「序曲」「白鳥の湖」「ジョン・ウィリアムス・メドレー」などを演奏しました。
6年生は、他にも希望に分かれて「合唱」「ダンス」「体操」「劇」をそれぞれステージで発表しました。
他の学年も、複数の出し物を演じていました。

いつの頃か、ある学年が、一つの出し物をみんなで演じました。
それからその流れが広まり、今では市内のほとんどがそうなりました。
劇ばかりで、器楽合奏などはなくなってしまいました。

個人的には、複雑な思いでした。

それまで、一役を一人が演じていたのが複数の子で演じるようになり、例えば桃太郎が同時に5人も出てきたりと、あり得ないことが起こり始めたのです。
もちろんやむを得ない事情でそうなったことはわかりますが、結果的に一人の台詞はわずかのみ。
舞台芸術としての質も下がったように思います。


今年の6年生は、事情により当初の予定とは異なる内容になりました。従来の方法に近い形になりました。

しかし、結果的には、素晴らしい作品になりました。
私が目標にしていた、岐阜市立加納小学校のオペラをも超えていると思います。

合唱では、高音のロングトーンが下がらない。
アカペラでも元の音程に戻りました。
小学生としては最高レベルの歌唱力です。

演劇もご覧いただいたとおり。
迫真の演技でした。

合唱も演劇も、感動で目頭が熱くなりました。

子どもたちと指導された先生方、影でお支えいただいた保護者の皆さんに感謝します。