現職教育(特別支援教育について)
- 公開日
- 2010/12/20
- 更新日
- 2010/12/20
その他
12月16日(木)の授業後、コンピュータ室で教職員の現職教育を行いました。特別支援学級の担任を講師に、「配慮を必要とする子ども」の疑似体験をしました。
最初に体験したのは「シングルフォーカス」です。2リットルのペットボトルの上の部分だけを切り取った物を目に当て外を見ます。全体が見えないので対象物が何かさっぱり分かりません。思わず頭を動かして全体を見ようとしてしまいます。こういう物の見え方をしている子どももいるということが体験できました。
次に軍手をゆるく手にはめて、折り鶴を折る体験をしました。普段なら簡単にできることがなかなかできません。おまけに「天国と地獄」のバックミュージックもかかり、気にしないでおこうと思っても聞こえてしまい、気持ちが焦ります。周りの音が区別なく全部聞こえてしまう子どもの気持ちが分かります。親切からのアドバイスも迷惑にしかならない場合もあるという体験でしました。
今後も研修を深めて、子ども一人一人の個性に合わせた学級づくり、授業づくりをしていきます。