人権教育研究発表会公開授業PART6
- 公開日
- 2012/11/16
- 更新日
- 2012/11/16
H24人権教育
今日は5年生の公開授業を紹介します。
<5年1組 道徳 「相手の立場に立って」>
主人公の何気ない行動が相手を傷つけてしまう話です。今の社会で問題にもなっているメールのやりとりも話題になっている話です。ペアやクラス全体で自分の考えを発言しやすくする雰囲気づくりに努めました。話を読み聞かせたときに、登場人物の好ましくない行為にいち早く気付き、口々に「それはだめ」「そんなことをしたら・・・」と、それが困った事態を引き起こしていくことを予測できました。話し合いでは、互いの考えを受け入れ、自分と異なる意見についても、その根拠までじっくり聞こうとする姿がみられました。
<5年2組 人権 「ハンセン病について正しい知識をもとう」
差別や偏見で苦しんできた、ハンセン病の元患者さんの方々の思いを知り、その方々が幸せに暮らせるように、自分たちにできることを考える学習でした。「ハンセン病のことを知り、皆が受け入れていかなければならない」「声をかけたい「じろじろみないようにする」「差別しない」・・・など、自分たちにもできることがたくさんあることに気付くことができました。
<5年3組 国語 大造じいさんとガン」
椋鳩十の有名な文学作品です。「残雪」とよばれる一羽のガンに対する大造じいさんの心情を考える学習です。そのために、一人でじっくり丁寧に読み、その考えを、グループ全体で聴き合うことを通して自分の考えを深めていくことをめざしました。本文にある「ただの鳥にたいしているような気がしませんでした。」という記述から、ある児童の「鳥じゃなくて人間みたいに思っている」という発言に拍手がおこりました。