福祉実践教室 全体会・介助犬教室(11月26日)
- 公開日
- 2013/11/26
- 更新日
- 2013/11/26
その他
今年の福祉実践教室の全体会は、日本介助犬協会の介助犬総合訓練センターより講師の先生が3名とPR犬が来てくださり、介助犬教室を行いました。盲導犬や聴導犬といった働く犬の仲間である介助犬は手足の不自由な方の手伝いをする犬であることを教えていただきました。
PR犬のカナンくんはトレーナーさんの指示に従って落とした鍵やカードを拾ったり、靴と靴下を脱がせたりしていました。間違ったことを覚えてしまわないように、できたときだけ褒めるようにしているという講師の先生のお話があったので、児童はタイミングを見計らって大きな拍手を送っていました。また、代表の児童は実際にデモンストレーションを行い、落とした鍵を拾ったり、渡したりするように指示を出していました。指示通りにカナンくんが鍵を手にのせると大きな拍手が起こりました。さらに、隠した携帯電話を探し出すカナンくんの姿には子どもたちも驚いていました。
介助犬の現在の頭数はわずか60頭ほどで、介助犬を必要とする方が15000人もいるという現状も知り、介助犬についての理解を深めることができました。街中で、介助犬などの働く犬を見かけたら声をかけたり、触ったりせずに優しく見守ってほしいとうお話も聞いたので、実際の生活にも役立ててほしいと思います。