教育講演会
- 公開日
- 2013/06/01
- 更新日
- 2013/06/01
--- お知らせ ---
授業参観後、教育講演会を行いました。今年度は、文字職人の杉浦誠司先生をお招きして、「心の声が夢の種」という演題で講演をしていただきました。
杉浦先生は自分の思いを文字に込める仕事をしています。杉浦先生の活動を紹介したDVDの中では、漢字の中に杉浦先生の思いをひらがなにして込めた作品がたくさん出てきました。
また、杉浦先生の言葉一つ一つには、自分の思いが伝わるような話し方をされていたので、児童の皆さんにも杉浦先生の思いが伝わったかと思います。
前半では、演題にもある「夢」をテーマで児童に話されました。皆さんの中で杉浦先生のどのような話が印象に残りましたか?以下に印象に残ったことを書きます。
【1】
一人一人の心の中には夢の火がある。周りの人は、自分の火の力を弱めたり、逆に自分の火の力を強めたりすることができるけど、その火を消すことは他人にはできない。夢の火を消すことができるのは自分だけである。だから、夢の火を燃やし続けてください。
【2】
「答える」と「応える」の違い。答えるは、質問に「合っているか」なので、「はい」か「いいえ」かのどちらかです。一方、「応える」は、漢字の中にある「心」のように様々な考え方があります。それを自分の考えと合わないからといってそれを切り捨てるのではなく、様々な考え方を知ったり共感したりしましょう。「答える」と「応える」のバランスを大切にしましょう。
【3】
自分としっかり向き合って生きましょう。今後の皆さんの大きな武器となるのは、「どれだけ自分と向き合っているか」「どれだけひたむきに取り組んでいるか」です。それによって人の心は大きく動きます。
後半は、今日の講演の雰囲気や講演会を経て、杉浦先生が皆さんに伝えたいことについて毛筆で巨大書き下ろしをしていただきました。
ひらがなの「いっしょうけんめい」を使って「輝」という漢字を完成させ、その横にその文字に関する杉浦先生の思いを詩に表していただきました。
高学年の皆さん、杉浦先生は、どうして「いっしょうけんめい」という文字を使って「輝」という漢字を完成させたかわかりますか。それは………。火曜日に担任の先生に聞いてみましょう。
講演会に参加できなかった低学年の皆さん、もし、講演会に参加された家族の人や高学年のお兄さんやお姉さんがいたら、今日の講演の話をぜひ聞いてみてください。
講演会に参加されました保護者の皆様、ありがとうございました。また、片付けのお手伝いありがとうございました。ぜひ、ご家庭でも今日の講演会の内容を話題にしてみてください。