女子バスケ部 秋季合同練習会
- 公開日
- 2025/10/12
- 更新日
- 2025/10/12
部活動
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10/12(日)古知野中学校にて秋季合同練習会が行われました。今回はリーグ式で滝中学校と扶桑北中学校と対戦しました。滝中学校には17-18で劇勝!1点差を繰り返す攻防の中、最後まで顔を上げ続けたプレーヤー、そしてベンチの声援のおかげで北部中学校のリードを守り切り、勝利を収めることができました。扶桑北中学校には惜敗。しかし、どちらも間違いなく価値のある対戦となりました。
今回の大会を迎えるにあたり、生徒達には①全力プレー②試合前、試合中、試合後のコミュニケーション③全力の声出しをやりきろうと伝えました。今日の2試合はまさに、それらを体現した試合だったと思います。どちらの試合でも誰も下を向くことなく最後まで走りぬき、声を掛け続けていました。滝中学校との試合ではスタートから緊張気味だった1年生に代わり2年生が先輩としてのガッツを見せつけました。そのおかげもあり、1年生の緊張も消え、全員がいいプレーをすることができました。そこに、フォローしながらチームで戦う姿を見ることができたと思います。第3Qでは、1点リードの残り30秒が本当に長く感じました。「ボール!」「取れー!」「守れ―!」とひたすら叫ぶベンチと、最後の最後にピンチになった際もなんとか追いつきリバウンドをもぎり取ったプレイヤー。終了の笛が鳴っても思わず全員がなんの笛だと思うくらい、目の前のことに必死でした。終了の笛と分かったとき、生徒たちと大喜びしました。このチームでの初勝利。そして顧問である自分にとっても初勝利でした。紛れもなく、みんなの努力のおかげです。メニューも、なにもかも自分たちで考えて、話し合い、努力した甲斐がありましたね。本当におめでとう!
2戦目の扶桑北中学校との試合前には厳しい戦いになること、会場で一番最後の試合だからこそ最後には全員の注目がこの試合にいくことを伝え、そのうえで試合が終わるとき、どれだけの人の心を揺らす試合をできるかを大切にしようと話しました。試合は40点差を許した状態で第2Qが終わりました。負けムードが漂うかと思いましたが、3年生から学んだ「最後まで諦めない姿勢」を1.2年生はしっかりと引き継いでいました。第3Qに入る前に「最後まで勝つためのメンバーでいきましょう」とベンチにいた生徒たちが意志を示しました。そして最終第3Qではその思いをしっかりと受け止めたコートのメンバーたちが最後までがむしゃらに走り続けました。だからこそ、最後に取った2点を全員で本気で喜べたのではないでしょうか。生徒達にも伝えましたが、自分が出たいという気持ちを抑えて、チームの勝利のためを本気で考えた生徒達を人として、かっこいいなと思いました。観ていた人を沸かせるような、そんなプレーができたと思います。
これで北部中女子バスケ部の秋季合同練習会は終わりです。でも、ここからが、スタートです。生徒たちにもこの秋季合同練習会がチームとしての在り方を決めると伝えていました。応援もせず、あいさつもせず、本気でのプレーもしない。そんなチームは自分は嫌だなと思います。だからこそ、コート内だけでなく、挨拶や片付けを率先して動く姿も含め、今日の大会はチームの在り方として素晴らしかったと、言いきれます。しかし、プレー面で言えばミートの甘さ、切れなかったことによる位置被り、3線が出ず、ヘルプが足りなかった等反省点は山のようにあります。またみんなでまとめて、練習につなげていこう!ここからオール西尾張、江南市民大会、夏の大会とまだまだ大会が待っています。この喜びと悔しさを胸に、どれだけ成長していけるか。今日の大会を見ていたら、本当に楽しみになってきました。夏、最後に全員で笑えるように、どんどんバスケをして、技術面も精神面も高めていこう!!!
本日朝早くからお子さんを送り出していただき、応援に来てくださった保護者の皆様、会場校、大会準備・運営を進めていただいた先生方、ありがとうございました。まだまだ成長していく北部中女子バスケ部をよろしくお願いいたします!