野球部 練習試合
- 公開日
- 2024/08/09
- 更新日
- 2024/08/09
部活動
新チーム初戦を扶桑中学校と行いました。
立ち上がりは今までと変わらず、ミスから始まる負の連鎖で失点が重なりました。
個人個人で守備面の課題は見つかったはずです。次の練習試合では克服できるよう、頭を整理しておいてください。
攻撃面では、新チームになってからずっと練習してきたセーフティスクイズを2度決めることができました。攻撃側はリスクが少なく、守備側からすると非常に嫌なサインです。また、軟式野球特有の叩きよりも上のレベルで通用する技術でもあります。野球では、自分たちがやられて嫌なことをやらなければ勝てません。もっともっと磨いて、北中野球部の強みにしましょう。
今日の試合で明らかになったのが、選手層の薄さです。1試合目に出た人たちと2試合目から出た人たちの間には大きな差があります。1試合目に出ていても、夏までと同じようなミスを繰り返したり、ミスを引きずってしまったりした人もいます。攻めたプレーでのミスはしょうがないですが、試合に出るからにはサインミス、初歩的なミスはしてはなりません。1球1球、次のプレーを予測しておけば防げるミスもたくさんあります。野球は「間のスポーツ」です。ピッチャーが投げるまでに間があるから、他の競技とは違って、ゆっくり頭で考える時間があります。ですが、その間をうまく使えなければ良いプレーは絶対にできません。もっと頭を使ってください。もっと野球を勉強してください。今、甲子園が開催されています。なぜこのサインなのか、なぜこの配球なのか、自分ならどうするのかを考えながら見てみてください。また、高校球児がどのような表情で、どのような気持ちを出してプレーしているのかも見てください。今のみんなとは比べ物にならないくらいのものを背負ってプレーをしています。甲子園に出ている選手たちと同じ気持ちでは難しいかもしれませんが、もっともっと気持ちを前面に出してプレーすることはできるはずです。今日の相手の扶桑中の選手たちとの差はアップから明らかでした。普段の練習から言っている「声」でも負けていました。取り組み方が中途半端だから、試合会場でも自信をもって声も出せません。自信をもって声も出せないから、自信をもってプレーをすることもできません。能力は低くないですが、決して今のチームは強くないです。強いチームになるためには、控えだった選手も含め、チーム全体のレベルアップが必要です。野球の技術だけでなく、試合に出ていなくてもチームのためにできることは山ほどあります。次の試合では、出ている9人だけでなく、ベンチも含めた全員で戦いましょう。