学校日記

女子バスケ部 管内大会1回戦

公開日
2025/07/05
更新日
2025/07/05

部活動

 管内大会第1回戦が終わりました。相手は岩倉中、結果は23 V.S 53で惜敗。3年生にとって最後の夏が終わりました。

 3年生はこの夏に向けて、準備を進めていました。「管内大会 第1回戦突破」を目標に掲げて練習を続けてきました。残念ながら敗退という形で終わってしまいましたが、今日の試合は一人ひとりがプレー面、精神面共に自分の課題と向き合えていたと感じています。特に、ハーフタイムの生徒同士のやり取りが印象的でした。生徒同士でお互いのプレーについて建設的に会話を進め、対応を考えあっていました。ベンチにいる全員がその会話を真剣に聞いて考えていました。バスケを通して学んでほしかった「意見を伝え合い、対話する」ことが少しでも伝わってくれていたのなら、それ以上に嬉しいことはありません。そして、その全力で臨んだ試合を「感動した」と伝えてくれた人が何人もいました。「周りの人の心を揺さぶる試合」できたと思いますよ!

 試合後、卒部式として3年生全員から1.2年生に対して一言ずつもらう場を設けました。でも、3年生の想いは決して一言に収まるものではありませんでした。今まで、楽しいことだけではなく、伸び悩んだり、意見が違ったり、苦しいことも多くあったと全員口を揃えて言いました。ただ、最後には「女バスでよかった」「ありがとう」と口にしました。自分は近くで見続けたからこそ、その言葉の重みと幸せをわかっているつもりです。みんなの言う通り楽しいだけではなく、苦しいこともあった部活を、それでも最後に「女バスでよかった」と思えたのはお互いに言葉を交わし続けて衝突しながらも前に進み続けたみんなのおかげです。3年生のみんな、本当にお疲れさまでした。女バスは次の代にバトンタッチです。今日の想いを真剣に聞いて受け止めていた1.2年生がどんな部活動を作っていくのか。想いは、確実に引き継がれました。ここから3年生は受験勉強に全力投球。バスケも勉強も同じです。「精神一到何事か成らざらん」次のステップへいこう!

 早朝からお子様を送り出し、応援に来てくださった保護者の皆様、対戦していただいた岩倉中学校さん、大会運営をしてくださっている先生方、共に応援、戦ってくれた男子バスケ部、女子バスケ部に関わってくださったすべての皆様、本日は本当にありがとうございました。