2014.10.1 教師力向上のために
- 公開日
- 2014/10/01
- 更新日
- 2014/10/01
校長室から
教師力向上のための教員の研修には、様々なものがあります(参照:先生の夏休みの研修会とは)。少し前までは、県や人事交流のある地域ごとに研修を設けていましたが、現在は、市町ごとに、独自に設定した研修会や、現場に指導者を派遣して教師力を向上させる取り組みをするところが増えてきました。少し前まではなかったものです。
中でも、江南市の「現場に指導者を派遣して・・・」というシステムは、二人の元教員(退職された教員OB)にその指導者を務めていただき、学校を巡回し、指導・助言していただくものです。
対象は、「音楽専科」と言って、担任とは異なり、小学校で多くの音楽の授業のみを行う先生(中学校の経験年数の浅い音楽科の先生)と、教員経験の浅い先生方です。これは、指導してもらう側にとって、大変ありがたいシステムで、随分と勉強になるものです。特に、「音楽専科」の先生は、基本的に各学校には一人だけのため、指導法などの情報交換をしようにも、なかなかすることができません。しかし、こうしたシステムを活用することによって、さらに指導力を高めることができます。
本校には、音楽の指導で、月に2回程度、巡回していただいています。指導力のあるOBの先生方から的確な指導・助言をいただけるということは、教師力向上はもちろんですが、最終的に子どもの力を伸ばすことにつながります。
学校現場は、このような手立ても加えながら、子どもたちのために、日々、研鑽を深めています。