2015.5.26 福祉実践教室
- 公開日
- 2015/05/26
- 更新日
- 2015/05/26
校長室から
今日は、4年生が「福祉実践教室」を実施しました。
「福祉」の概要について学び、「点字・手話」の二講座に分かれて、体験実習を行いました。
この「福祉実践教室」は、「総合的な学習の時間」に位置づけられて行うものです。
国が定める、小学校の学習指導要領には、「総合的な学習の時間」について、以下のように触れています。(一部を抜粋)
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指導計画の作成と内容の取扱い
(4) 育てようとする資質や能力及び態度については,例えば,学習方法に関すること,自分自身に関すること,他者や社会とのかかわりに関することなどの視点を踏まえること。
(5) 学習活動については,学校の実態に応じて,例えば国際理解,情報,環境,福祉・健康などの横断的・総合的な課題についての学習活動,児童の興味・関心に基づく課題についての学習活動,地域の人々の暮らし,伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題についての学習活動などを行うこと。
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とあり、「他者や社会とのかかわりに関することなどの視点を踏まえる」とあるように、様々な角度から地域・社会にかかわる視点で学習をしていくのが「総合的な学習の時間」の特徴です。そして、上記のように、その中の活動の一例として「福祉」が盛り込まれています。
パナソニック創業者の松下幸之助氏が「塩の辛さはなめてみないと分からない。百聞は“一験”にしかず、だ」と言われていますが、まさにその通りで、今日のような体験学習は、見たり聞いたりするだけでなく、五感働かせながらの貴重な学びの場となります。また、先日の記事「ゲストティーチャーの活用」で触れたように、本日も、専門的な立場の方からお話を聞くことができ、随分と学びが深まりました。
多くの人に、古北っ子の成長に関わっていただき、大変感謝するばかりです。
本日も、社会福祉協議会の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。