学校日記

2017.6.21 青少年赤十字

公開日
2017/06/21
更新日
2017/06/21

校長室から

本校は、平成12年に「青少年赤十字」に加盟し、15年以上が経ちました。
昨日、その尾張地区青少年赤十字加盟校による総会及び校長連絡会が北名古屋市であり、参加をしてきました。
 
もともと「赤十字」は、「アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界190の国と地域に広がる赤十字社・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織」(※日本赤十字社HP「赤十字について」より引用)です。具体的には、戦争や天災時における傷病者救護活動を中心とした人道支援団体になります。

その主要任務は、上記の救護活動の他に、「赤十字の基本原則や国際人道法の普及・促進」「平時における災害対策、医療保健、青少年の育成等の業務」などがあり、学校は、その中の「青少年の育成等の業務」で、特に関わりをもっています。

これまで改訂された学習指導要領にある「個性を生かす教育の充実」「国際理解教育の推進」「体験活動の推進」などは、青少年赤十字活動の趣旨とも通じるところがあり、本校も加盟しているところです。

学校では、大地震や水害などの天災が生じたときに行う募金活動は、赤十字社を通して送付してします。また、6年生の代表児童2名が、7月下旬に春日井市で行われている宿泊研修にも参加しています。さらに、赤十字社が様々な教材を作成していることから、それらを生かす授業を計画しています。

今後も、こうした活動を通して、青少年赤十字のスローガンでもある、子ども達が自分で「気づき、考え、実行する」力を育んでいければ、と思います。

「日本赤十字社」のサイトでは、どんな活動をしているのか、具体的に知ることができます。一度、ご覧になってはいかがでしょうか。

(※関連サイトはこちら↓)
日本赤十字社