学校日記

2017.11.4 わが家のお手伝い成功&失敗談 その2

公開日
2017/11/07
更新日
2017/11/07

校長室から

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「子とともに ゆう&ゆう11月号」の特集は「わが家のお手伝い成功&失敗談」というもの。

前日の「その1」(←クリック)では、子どもたちが感じる「お手伝いをして、よかったなと思ったことや、嫌だった・悲しかったことは何ですか」について、引用・掲載させていただきました。
すると、特に、「嫌だった・悲しかったこと」に、親として、「はっ」とさせられることが…。

今日は、そうならないような、「お手伝いの極意 六箇条」について、以下に引用・掲載させていただきます。



〜お手伝いの極意 六箇条〜
一、ときには一緒に、できるだけ楽しく!
 親も一緒にやったり、コミュニケーションを取ったりすることが大切。ゲーム感覚でやってみてもよいですね。

二、感謝の言葉を忘れずに!
 子どもがお手伝いをしたあとは、必ず「助かったよ」「ありがとう」などの言葉をかけましょう。家族の役に立ったという達成感や、自分でできたという自身につながります。

三、タイミングが大事!
 つい「早くやって」「今すぐやって」と言ってしまいがち。気持ちはわかりますが、子どの様子を見て頼みましょう。また、子どもが「やりたい」と思ったときがチャンスです。

四、やり直し、命令口調はNG!
 「やり方が違う」「もって丁寧にやって」と思うこともあるでしょう。しかし、子どもは一生懸命です。どんなに結果が悪くても、頭ごなしに叱ったりやり直しをさせたりするのは禁物。子どもの「がんばった」という思いを大切にしてください。

五、内容は子どもに合わせて、わかりやすく!
 「自分でできた」と自信をもたせるために、最後までやり抜ける内容にすることも大事です。段階的に、やり方を教えたり見本を示したりしながら、徐々に任せていきましょう。

六、家族全員でお手伝いの分担を!
 「なんで自分だけ…」という思いをもたせないように、家族で分担しましょう。家族の一員としてのきずなも深まると思います。仕事が決まっていれば、先を見通した行動も取りやすいですね。


ということで、お手伝いをしてもらうには「自己肯定感」「自校有用感」をもたせることが大事なようです。
以上の六箇条を意識して、子どもたちの「お手伝い力」が高まることを願っています。

また後日、「お手伝いは子どもの生きる力を育む」と題して、お手伝いの大切さを説いていただいた(株)家事塾代表辰巳渚さんの記述の一部を紹介したいと思います…。