2018.2.10 思春期ケーススタディ その2
- 公開日
- 2018/02/10
- 更新日
- 2018/02/10
校長室から
「子とともに ゆう&ゆう2月号」の特集は「思春期ケーススタディ」というもの。今日は「2018.2.4 思春期ケーススタディ その1」(←クリック)に続く、「その2」です。
前回は、「イライラしている・反抗的な態度をとる」子どもたちに対しての接するポイントの声を紹介しましたが、今回は、「話をしてくれない時」の対応の声について、引用・掲載させていただきます。
・自分が子どもの頃に失敗したことや嫌だったことを話して、「今はどう?」と尋ねます。また、一緒にお風呂に入り、内緒話を聞くことも。その時は、なんとなく話してくれていると思います。(小6女子保護者)
・子どもが興味のある話題をふるようにしている。(小6男子保護者)
・話をしてくれる時は、いくら忙しくてもきちんと聞くようにしている。(小6女子保護者)
・伝えたいことを一方通行でもよいので伝える。よい返事を期待しすぎないようにしている。(中2男子保護者)
・おはよう、おやすみ、おかえりを、明るい口調で毎日元気に交わしている。(中2男子保護者)
・いつも味方であることを伝える。(中2女子保護者)
・機嫌の悪い時は放っておいて、機嫌のよい時にいろいろ話を聞く。(中2女子保護者)
・なるべく同じことをして、同じ話ができるようにしている。(中2女子保護者)
・週末はなるべき家族全員で食事をするようにしている。(中2女子保護者)
・学校で出た課題を一緒に調べたり、取り組んだりしている。その中で、学校のことを話してくれるようになった。(中2女子保護者)
・上からの押しつけにならないように、同じ立場で話す。(全保護者)
「これだ」というものを絞るのではなく、様々な手を同時に行うといいように思いました。
そして、おそらく、お父さん、お母さん方も、今から20〜30年前に、自身がたどってきた道ではないでしょうか。そんなことを思い出すと、どんなタイミングやトーンで対応するのがいいのか、思い浮かぶかもしれませんね。
^^